トミカでは、前回紹介したレッカー車やバス以外にもはたらくくるまのバリエーションが豊富にラインナップされています。
 |
 |
その中でも企業カラー？というか、実企業で活躍するくるまも多くのバリエーションがあります。
 |
 |
特注トミカとして、発売される場合だけではなく、定番トミカでも多くの企業カラーものが発売されています。
 |
 |
通常トミカでも定番と言えるような企業カラーもあります。今回は、この企業カラーものが人気モデル＝高く売れるかどうか？をトミカリミテッドヴィンテージ系の事例で紹介したいと思います。
企業カラーものは人気
1点目に紹介したいのは通称「ケンメリ」スカイラインです。トミカでは多くのバリエーションがリリースされていますが、トミカリミテッドヴィンテージ系ではバンとワゴンのみとなっています。
まずは2012年6月にトミカリミテッドヴィンテージLV-N67a☆日産 スカイライン バン 1600デラックス コカ・コーラ（75年式）が発売されました。
定価2090円ですが、ヨドバシでの販売価格は約20％引きの1560円。さらに販売終了商品では、表示されていませんが、トミカ購入では10％のポイントが付与されますので、このポイントを控除した実質販売価格は1404円です。発売時には、この実質価格を買取査定額のベースにしています。
比較対象となるノーマル仕様のトミカリミテッドヴィンテージLV-N67b☆日産 スカイライン バン 1600GL（75年式）は、2014年 4月に発売されました。
定価は1870円と少し安くなっています。ヨドバシでの販売価格は1450円。10％ポイントを控除した実質価格は1305円です。
トミカ買取.comを開設した2014年の買取価格は、LV-N67aは800円、LV-N67bは450円です。この当時からコカ・コーラバージョンが人気＝高く売れることがわかります。
|
800円（2014年）→3000円（2020年） |
450円（2014年）→800円（2020年） |
2020年では、LV-N67aは3000円と4倍近くに高騰しています。LV-N67bは800円にしかなっていません。この事例からも企業カラーものは高く売れるトミカと言えますね。
2点目に紹介するのもコカ・コーラです。日本車初のルートカーとして須河車体が製作した日産 キャブオールのコカ・コーラ ルートカーです。
2010年12月にトミカリミテッドヴィンテージLV-100a☆日産 キャブオール ルートカー（コカ・コーラ）として発売されました。 定価1980円です。
今回は、ノーマルモデルではなく、スネークモータース社とトミカリミテッドヴィンテージのコラボレーション企画によるLV-SMシリーズと比較します。
2013年3月にトミカリミテッドヴィンテージLV-SM02☆日産 キャブオール（ジョージサイダールートカー) が発売されました。定価は2310円。
2013年7月にはトミカリミテッドヴィンテージLV-SM04☆日産 キャブオール（ジョージサイダールートカー) が追加。定価2420円。ヨドバシでの販売価格は1820円。ポイントを控除した実質販売価格は1638円です。
このLV-SM02とLV-SM04の2014年の買取価格は750円です。2020年には1600円となっています。
|
750円（2014年）→1600円（2020年） |
750円（2014年）→1600円（2020年） |
このコカ・コーラルートカーのLV-100aの2014年の買取価格は800円です。2020年には2400円に高騰しています。
スカイライン・バンとキャブオールの事例を紹介しましたが、コカ・コーラ仕様は、企業カラーものの中でも、人気シリーズと言えます。
3点目に紹介するのは、トミカリミテッドヴィンテージNEOシリーズ初の現行車として登場した「日産 アトラス（F24型）」です。
2012年1月にトミカリミテッドヴィンテージLV-N62a☆日産 アトラス パネルバン（アート引越しセンター）として発売されました。
定価は3080円。ヨドバシでの販売価格は2380円。ポイントを控除した実質的な販売価格は2142円です。
なおノーマル仕様は、 2012年2月にトミカリミテッドヴィンテージLV-N64a☆日産 アトラス（F24） ロングボディ フルスーパーローとしてリリース。定価は少し安い2860円です。実質販売価格は、こちらも2100円程度です。
2014年の買取価格はLV-N62aが900円。LV-N64aは800円。2020年にはLV-N62aは3300円と3倍以上に高騰。LV-N64aは1700円と2倍以上に値上がりしていますが、LV-62aの方が人気です。
|
900円（2014年）→3300円（2020年） |
800円（2014年）→1700円（2020年） |
さらに2012年8月に追加されたトミカリミテッドヴィンテージLV-N62b☆日産 アトラス パネルバン(日本通運) とLV-N64b☆日産 アトラス（F24） ロングボディ フルスーパーローを比較しても同じ結果になります。
|
900円（2014年）→3300円（2020年） |
800円（2014年）→2000円（2020年） |
このアトラスの事例からも企業カラーものは、高く売れる人気のトミカの1パターンということができます。
4点目に紹介するのは日本初のDOHCエンジン搭載車であるホンダ T360です。まずは 2010年11月にトミカリミテッドヴィンテージLV-98a☆ホンダ T360が登場しました。定価は1210円。
2011年5月には、カラーバリーションとしてトミカリミテッドヴィンテージLV-98b☆ホンダ T360 を追加。
定価は少し上がって、1320円。ヨドバシでの販売価格は830円。付与される10％ポイント（83ポイント）を控除した実質価格は747円です。
2014年の買取価格はLV-98a・bともに300円。2020年の買取価格は650円。2倍以上に値上がりはしています。では、企業カラーものはどうなっているでしょうか？
2012年8月にトミカリミテッドヴィンテージLV-98c☆ホンダ T360（ホンダPRカー）とLV-98d☆ホンダ T360（東芝サービスカー)が追加されました。 定価は1650円と少し上がっています。
ヨドバシでの販売価格は1240円。ポイントを控除した実質価格は1116円です。2014年の買取価格はLV-77c・dともに400円です。2020年にはLV-77cが1200円と3倍。LV-77dが2.5倍の1000円になっています。
|
300円（2014年）→650円（2020年） |
300円（2014年）→650円（2020年） |
T360は、それほど値上がりしているモデルではありませんが、LV-98cのホンダPRカーは値上がりしていると言えるのではないでしょうか。
|
400円（2014年）→1200円（2020年） |
400円（2014年）→1000円（2020年） |
5点目に紹介するのは、乗用車のメカを使用したミニバンの元祖として登場した日産のプレーリーです。
2018年1月にトミカリミテッドヴィンテージLV-N160☆日産 プレーリー エステートNV（82年式）として登場しました。
定価2530円。ヨドバシでの販売価格は1890円。ポイントを控除した実質価格は1701円です。
発売時の買取価格はLV-N160a・bともに600円。2020年ではLV-N160aが750円。LV-N160bは650円です。どちらも高く売れるトミカとは言えません。
日産サービスカーのLV-N160cは発売時は650円。2020年には1100円の買取価格になっています。
あまり人気のないモデルでも、企業カラーものであれば、ある程度の値上がりが期待できると言えるのではないでしょうか。
日産サービスカー、ホンダPRカーを紹介したので、マツダ車も紹介したいと思います。昭和38年に発売された初代ファミリアのバンです。
2010年1月にトミカリミテッドヴィンテージLV-84a☆マツダ ファミリア バン デラックスとLV-84b☆マツダ ファミリア バン 東洋工業として登場しました。
定価1320円。ヨドバシでの販売価格のデータはネット上には残っていませんが、上記のプレーリーのように平均的な20％引きだと思います。20％引きで、1056円。10％のポイントを控除すると951円です。
2014年の買取価格はLV-84aが400円。LV-84bが500円です。2020年にはLV-84aが 2倍の800円。LV-84bは1100円。東洋工業仕様の方が値上がりしています。
トミカリミテッドヴィンテージ系では、企業カラーものが人気の高く売れるモデルになるというパターンが当てはまるのではないでしょうか。
トミカを売るならトミカ買取.com
定番トミカだけではなく、トミカギフト・特注トミカの買取もトミカ買取専門店ブルー3へお任せください。
| トミカを早く売りたいという方は申込みフォームから今すぐお申込みください。
商品到着次第、買取価格をお知らせします。 |
|
